使う鍼について

普通に使う鍼として

ここでは特殊な鍼は除きます。

長さは50㎜ほど、太さは0.16㎜~0.25㎜の間で0.02㎜刻みで5種類(1番~5番)の鍼です。

勿論、場所や深さはその場所や症状のよって変わります。

50㎜あるからと言って必ずしも全て身体に入れるとは限りません。

断面は円形になっており、全体的に楊枝に似た形になってます。

注射針の太さは、25G(ゲージ)の皮下注射用(細い部類)で外径0.5㎜ですのでかなり違います。

また、注射針はその用途から針先が一種の刃物になっており、切って身体に入れるようになっています。

先ほど書いたように、鍼灸用の鍼は楊枝に似た形ですので、

身体に刺した時に鍼の断面と同じように丸い穴となり、抜いた後はすぐ塞がります。

鍼灸用の鍼は切る機能が無いので、仮に神経に当たっても神経を切断することはほぼないでしょう。

まれに内出血がありますが、ほぼ毛細血管や細い静脈に当たった場合なので、時間と共に消えて害はありません。

動脈には、よほど狙って当てる(そのような施術はありませんが)かしないと当たりませんし、普通は鍼がそれてしまいます。

万が一当たっても血管に筋肉の層があるのですぐ塞がります。

鍼が不安な方も居ますが、後遺症などはほぼ考えなくて良いレベルでしょう。

ここで書いた鍼は使い捨てで衛生面でも安全です。

 

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