● 外側広筋:主に大腿骨に接している部分。大腿骨の外側をこそげる様に長めの鍼で刺鍼
● 小殿筋、腸骨筋:外側大腿皮神経痛の治療に準じます。
● 外側側副靭帯:主に圧痛を目安に刺鍼、火鍼、灸
● 腰方形筋、大腰筋:L3~5付近に刺鍼
1番目は激しいコリや萎縮などで痛みが出る場合に行います。
大腿骨に接している一番深部が原因となる場合が多いので骨際の筋に刺鍼します。
2番目は外側大腿皮神経痛の痛みが膝痛となって出ている場合に。
3番目は靭帯に負担がかかり、そこの痛みが顕著な場合に。
ただこの場合は原因の治療ではありませんので、他の治療法と併用します。
4番目は長く患っているとその領域の支配神経の上部にも影響が出るためです。
膝痛は歩き方や姿勢から起きる場合が多いですし、
痛みによってより悪化する歩き方、姿勢になりがちなのでご自分でもよく確認しましょう。