● 腰方形筋:2~3寸の鍼で側方から横刺
● Th7位から腰仙部:夾脊穴への刺鍼
● 大腰筋:3寸程の鍼で刺鍼
自律神経が過剰な活動(反対にあまり活動してないと頑固な便秘になる)をしていると思われるので、
その近くに刺鍼して周りの筋肉をほぐして血行を良くすることで改善を促します。
1番目:好発は小腸や大腸なので、そこを支配する自律神経の調整の為です。
2番目:クローン病は全消化管に症状が出るので、その範囲への刺鍼です。
3番目:直接は関係なさそうですが(便秘とは深い関係がある)、近傍という事で、一緒に治療します。
慢性の下痢に対する治療とほぼ同じで、その場合もやはり腰方形筋の治療が重要です。