● アキレス腱と下腿三頭筋:圧痛硬結を目安に刺鍼、灸、刺絡、火鍼
● 長趾屈筋、長母指屈筋:脛骨内縁と腓骨の後ろ側の骨際からアキレス腱の下へ刺鍼
● 後脛骨筋:下腿の後面から、あるいは腓骨の骨際から刺鍼
1番目:軽く押して痛みがある時や、顕著な硬結がある場合に。
2番目:1番目の治療法では痛みが取れない場合が多いです。
下腿の深層筋によって神経や血管が絞扼、圧迫されていると考えられます。
よってアキレス腱を構成しない深層筋への刺鍼が重要となります。
3番目:2番目の治療法で思ったように効果が上がらない場合、後脛骨筋を緩める必要があります。
急にアキレス腱に痛みが出た場合には、念のため整形外科で受診しましょう。
腱の断裂などの可能性があります。